夏越大祓式 6月30日(日曜日) 午後 4時より
(5時10分頃には終了)
菅原神社 社殿及び御庭にて (雨天決行)
◆常に慎み深く、清く正しい心身でいることは難しいことです。謙虚に省みれば、私達は毎日何か心にかかる過ちや、清く正しいとは言えないかもしれない心の持ち方や行動による不安を抱えながら生活しています。大祓は、その様な、知らずのうちに心身に積み重なる罪穢れを祓い清め、清々しい姿にあらたまるための神事です。
◆古来より大祓には、12月大晦日の「年越の大祓」と、一年の丁度半分の6月晦日に行う「夏越の大祓」とがあります。昔は朝廷の儀式でしたが今は多くの神社で行われるようになっています。いずれも大祓詞を奏上し、その言霊によって罪穢れを祓い清めようとするものです。
◆夏越の大祓では、大祓詞の他に、故事にもとづく茅の輪くぐりも行い、茅の生命力にあやかって無病息災を祈ります。暑さ厳しい季節を無事に乗り越えるための、更に自らの半年を振り返り、次半期の充実を期するための、よい機会となるでしょう。尚、今年も皆様の平安をお祈りしつつ、式中巫女による「浦安の舞」を奉奏いたします。
水無月の 夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶというなり (唱えことば)
◆また大祓では、自身の罪穢を人形(ひとがた)に託し、その人形を祓うことで、罪穢れを祓い清めます。人形で体を撫でて、深い息を三度吹きかけ罪穢れを託します。
◆人形(ひとがた)は、社務所或は拝殿前よりお持ちください。6月29日までに初穂料を添えて社務所までお届けくださるか、大祓式当日にご持参の上、是非ご参列ください。式では、社殿にて大祓詞を奏上し、御庭で皆様と共に茅の輪くぐりを斎行いたします。
◆人形(ひとがた)は当日式の20分程前までにお受けになられても結構です。
◆大祓をお受けになられた方には、ご家族に一体「茅の輪守り」を授与いたしております。
◆社務所受付は毎日10時から4時までです。
◆なお、茅の輪は、6月下旬より七夕頃まで、当神社の拝殿前石畳に設置しますので、無病息災を祈りつつ、茅の輪を左、右、左と三回めぐってからご参拝ください。