12月に入ると参道のもみじが鮮やかに色づきます。

秋が深まると境内は黄葉に埋まります。

今、鳥居の周囲に足場が出来ています。もちろん通れるようになっていますので、鳥居をくぐって参拝できます。
　以前塗り替えたのはほぼ30年前、大分色が褪せてきましたので、お正月の前に塗り替えることにいたしました。また扁額も朽ちて今は付いてない状態ですが、新たな扁額が出来ておりますので、同時に取り付けます。
　尚、この修繕は早ければ12月5日頃に完了します。遅くとも12月10日には足場も取れるそうで、麗しい鳥居に生まれ変わります。

去る6月30日午後4時より夏越の大祓を斎行いたしました。
今境内では新参集殿の工事中で茅の輪行事には少し狭いのではと、気になっていたのですが、今年は例年より多くの方々がご参列になりました。
工事の方にご協力いただき意外に支障なく斎行できました。

「祓う」の「はら」は「晴らす」の「はら」と同根だそうです。
半年にたまった罪穢れを丁寧に祓って、晴れ晴れと見晴らしの良い心に立ち戻れたと思います。

5月28日、町田市観光コンベンション協会主催の巫女体験が行われました。
今年で６回目の開催です。午前の部９名、午後の部８名の方が遠近より参加され、白衣緋袴を着装して、それぞれ二時間半という短時間ですが、巫女を体験してもらいました。
写真は、プログラムの一つの境内清掃をしているところです。

もちろん短時間では深い事柄は無理なのですが、彼女たちに、町の鎮守とはどういうところなのかについて少しでも理解を深めていただき、さらに興味を持ってもらえるよう努めています。
最後に５分ほどで感想を一言書いてもらうのですが、詰込みプログラムにも拘らず「楽しかった」と書かれた方が多く、一安心いたしました。

花曇り花冷えの日が多く、ゆっくり満開を迎えた桜です。
今日は満開から初めての晴天ですが、明日は荒天の予報、花びらの舞い落ちる日になりそうです。
それにしても今年ほど桜が長く咲いている年も珍しいのではないでしょうか。
今日入学式を迎えた子供たちの背景に、晴れの桜が咲いていてよかったと、なぜか思います。　
期待と不安も胸にした晴れやかな門出を、美しい桜花が祝ってくれているような、後押ししつつ見守ってくれているような、紋切り型かもしれませんが、私にとっては一つの美しい原風景です。

今年の正月は暖かかったので、境内の梅も、木によっては一ヶ月も早く、一月二日には開花していました。
が、その後の寒気で開花は少しずつとなり、いまだ満開には遠い状態。でも長い間清楚な花を見せてもらえます。
今境内は施設整備事業の最中です。またこれに合わせて植栽も行っていまして、今まで桜があったところに、今日はしだれ梅の紅梅と白梅二本が植えられました。
思っていた以上に大きな梅ですので、工事竣功の来年の春が楽しみです。

清々しい立春の今日を迎えるために、昨日、邪気を祓う節分祭を斎行いたしました。
当地本町田ご出身の北太樹明義関も、朝の神事から豆まきまでご奉仕いただきました。
今年は参集殿の工事で神楽殿が使えないため、社殿の向拝で豆まきを行いました。
工事で境内が狭くなっているため、様々な心配がありましたが、無事恙なくまた賑やかに邪気を追い払えたと思います。

例年通り１月14日どんど焼きをを行い、山と積まれた古札等を感謝を込めてお焚き上げいたしました。
心配していた風も穏やかで無事斎行できました。
午後３時に点火するのですがしばらく経っても、写真のようになかなか近づけません。
お団子を焼くには５時前後が適当のようです。

桜は葉を落とし、銀杏ともみじの色が鮮やかです。
とは言ってもこれは陽光に透かされた場合で、曇天のもみじは意外に地味なのですが。
もう師走も中半に入ります。年内にやるべき事が多くて気持ちばかりが焦ってしまいますが、一つ一つを着実に行うしかないのだと、自分に言い聞かせる、そんな季節になりました。

当地域の菊愛好会の方々により、本日菊が奉納されました。
神社にとっては七五三詣の季節を彩ってくれる名脇役ですが、手塩に掛けて育てられた馥郁とした花々を観賞しながらご参拝いただければと存じます。
今年の菊小屋は、社殿右側の車清祓所にあります。
また例年通り向拝には懸崖の菊が飾られています。

今年は中学生二人と大学生二人編成の四人舞となりました。
稽古は短期間でしたが、息の合った舞が奉奏できました。
神様の御心にも響かれたものと思います。

今年も多くの絵灯籠が奉納されました。
夕方からは例によって雨もポツポツ落ちてきましたが、賑やかなお祭りができました。